シンガポールから飛行機で4時間、スリランカに行ってきました。書きためた旅行記をぼちぼちアップしていこうと思います。
旅程
4/29 シンガポール → コロンボ → ダンブッラ泊
5/30 ダンブッラ → シーギリヤ観光 → アヌラーダプラ泊
5/01 アヌラーダプラ観光 → ポロンナルワ泊
5/02 ポロンナルワ観光・泊
5/03 ポロンナルワ → ダンブッラ観光 → キャンディ観光・泊
5/04 キャンディ観光 → コロンボ → ベントータ泊
5/5-7 ベントータでアーユルヴェーダ三昧
5/08 ベントータ → コロンボ → シンガポール
キャンディまではツーリストタクシーを使い、そのあとは鉄道を使って移動する予定。
スリランカは広い国土に見所が点在しているので観光には移動手段が重要なポイントになる。主な移動手段はバス、鉄道、ツーリストタクシーの3つ。
スリランカの知人に尋ねたところ、バスはとにかく時間がかかる、鉄道は時間通りに来ないなどで、ツーリストタクシーを勧められた。このツーリストタクシー、旅行のあいだドライバーさんも一緒に旅をすることになるのだけど、こちらでは一般的なことらしく、ホテルにもドライバーさん用の宿泊施設がついているところが多い。時間も限られているので今回はお勧めのとおりにすることに。
4/29 シンガポール → コロンボ → ダンブッラ泊
1日目。首都コロンボのバンダーラナーヤカ空港でドライバー、マヘッシュさんと合流。さっそく車に乗ってダンブッラへ向かう。本当はアヌラーダブラに向かいたいところなんだけれど、この日をダンブッラにしたのはどうしても泊まりたいホテルがあって、そのホテルがこの日しか空いていなかったから。
偶然にもマヘッシュさんは同ホテルに11年間働いていたそうで、従業員にもこの地域にも知り合いが沢山いるとホテルに行くのを楽しみにしている様子。
道すがらココナッツの売店でジュースを飲む。キング・ココナッツという品種で1つ50ルピー。身は食べられないのかと中をあけてもらったら果肉はほとんどなかった。シンガポールのココナッツとはちょっと違う。
途中喫茶店で休憩をしながら車に揺られること5時間。お目当てのホテル、ヘリタンス・カンダラマに着いた。スリランカを代表する建築家ジェフリー・バワ氏が建てたホテルだ。
途中までは綺麗に舗装された道だったのに、ホテルに通じる横道に入ったとたん土が剥き出しのでこぼこ道になった。来客者の最初の期待値を下げるためにあえてこうしているとマヘッシュさんはバワ氏から直接聞いたそう。その道を行くこと10分弱、広大な湖が見えてきたと思ったら、湖のすぐそばに緑に埋もれるようにしてホテルがあった。
バワ氏の建築物は自然を活かした奇抜なアイデアを採用しているのが特徴で、このホテルも本来あった岩肌を剥き出しにして見せる壁があったり、プールは湖と溶けこんでいくようになっている。
部屋の窓に、猿に餌をやらないで!とあったのだけど、しばらくしたら本当にバルコニーに猿が来た。かわいい。
猿に和んでから屋上に行くと、さらにわんさか猿がいた。でも顔が黒くて種類がちょっと違う。
マヘッシュさんの説明によると、このホテルの建築に当初村の人達は反対したけれど、ホテルが村に電気を通したり雇用を生みだしたりして、今は地域に密着して上手くやっているそう。敷地内にあるエコパークやリサイクルセンターを見せてもらった。エコパークではゴミの再利用や、傷ついた蛇の保護。リサイクルセンターではゾウの糞から再生紙を作っていて、これらも周辺住民の雇用に繋がっている。
ホテルから見える湖の夕焼けが綺麗だった。
Heritance Kandalama Hotel
HERITANCE KANDALAMA, PO BOX 11, DAMBULLA, SRI LANKA
TEL : +94 66 5555 000
関連記事
→ ダンブッラ石窟寺院とキャンディ仏歯寺 スリランカ旅行記5