明けましておめでとうございます。このブログを見ている方がはたして何人いるのかわかりませんが、今年もマイペースに更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
11月末にオープンしたナショナル・ギャラリー・シンガポール(National Gallery Singapore)に新春早々行ってきました。旧最高裁判所と市庁舎を改修し、ひとつのギャラリーとして蘇らせたもので、総敷地面積64,000㎡という広さと思わず見とれてしまう建築デザインは一見の価値ありです。
館内には2つの常設展示があります。
・シンガポール人芸術家の作品を展示する「DBS Singapore Gallery」(City hall wing旧市庁舎側)
・19世紀以降の東南アジアの作品を展示する「UOB Southeast Asia Gallery」(Supreme court wing旧最高裁判所側)
個人的にCity hall wingを先にまわるのがおすすめ。
とにかく広いので、まだ元気なときに「DBS Singapore Gallery」を見ておいた方がいい気がします。Supreme court wingは旧最高裁判所ということで、裁判を行った部屋や拘置所など建築物としてぱっと見で楽しめる箇所があり、頭が疲れてからでも大丈夫(な気がします)。
またCity hall wingの1階には子ども向けのアート教育施設「KEPPEL CENTRE FOR ART EDUCATION」があり、お子さんがいる方は楽しめそう。
美術館に行く前に
1.Gallery Explorer app をダウンロードしてみる
ナショナルギャラリーのホームページから専用アプリをダウンロードすることができます。(*現在iPhoneアプリのみ。Google play用アプリは近日公開予定)。このアプリで、解説を聞きながらギャラリーをまわったり、お気に入りの絵を登録してあとから見直したりすることができます。
これ使ってみようと楽しみにしていたんですが、当日イヤホンを持っていくのを忘れてしまい使えませんでした(涙) 音声ガイドがあるのでイヤホンがいります。(イヤホン挿して使ってねのエラーメッセージがでてその場で使えない)。各作品の説明は文章で読むこともできるのですが、細かく書かれた英文をその場で読む気がしなくて(どうせならその時間絵を見ていたい)、使わずに終わってしまいました。
自分のお気に入りの絵を登録する機能は、全ての絵が対象ではなかったので、この絵いいなーと思って登録しようとアプリ上を探しても無いことが多かったです。どうせなら全作品お気に入りにできるようにして欲しい。
というわけで私、結局このアプリをほとんど使ってないのですが、イヤホンをつけての解説は便利じゃないかと思うので行かれる方は試してみてください。
アプリの詳細はこちら
2.無料ガイドツアーの時間を調べる
館内ではいくつか無料のガイドツアーが催されています。興味がある場合は早めに行って予約することをお勧めします。私が行ったときは平日の午前中だったにもかかわらず時間前にツアーが定員に達していました。ちなみに”Building Highlights”のツアーに参加しましたがなかなか面白かったです。
ガイドツアーの詳細はこちら
美術館をひとまわりしたら
City hall wingの上の方の階(何階か忘れました)に、Social Tableというタッチパネルを使って自分の好きな絵でポスターを作り、Eメールで送れるコーナーがあります。記念に作ってみるのも面白いと思います。2枚目の写真は私が作ったもの。
ナショナルギャラリー、とっても広いです。でも見せ方が上手いからかアートに疎い私でも途中で飽きることがなく最後まで楽しむことができました。シンガポールで見た美術館のなかでは1番よかったです。歩き疲れて途中で2回カフェで休憩したけれど。
ギャラリーにはいくつかレストランが入っています。そこはかとなく高級な雰囲気を漂わせているので、インフォメーションでカジュアルダイニングはないの?と尋ねてみたら、カフェは2つあるけれど、ここにあるレストランはすべてファインダイニングですとの笑顔の回答が。雰囲気は良さそうだし何か特別なときにでも行ってみようと思いました。
NATIONAL GALLERY SINGAPORE
1 ST. ANDREW’S ROAD SINGAPORE 178957
WEBSITE: nationalgallery.sg
*シンガポール市民とPRは入場料無料!