聖地アヌラーダプラ スリランカ旅行記3

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5/01 アヌラーダプラ観光 → ポロンナルワ泊

この日は朝からアヌラーダプラ観光。アヌラーダプラはスリランカ最古の都で、40平方キロメートル以上という広大な遺跡のなかに仏教遺跡が集まっている。

 

イスルムニヤ精舎

岩盤をくりぬいて造られたお寺。

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本堂には色鮮やかな涅槃像。

本堂の涅槃像

本堂脇にある宝物殿に「The lovers」という像がある。サーリヤ王子とその恋人マーラのものといわれていて、身分違いの恋だったため、王子は自分の身分を捨ててまでマーラーと結婚しようとした。

サーリヤ王子とマーラー
サーリヤ王子とマーラー

というロマンチックな逸話がどうでもよくなるくらい、実は暑い。日陰でも立っているだけで汗がだらだら垂れてくる。しかもお寺のなかは脱帽し、靴を脱いでまわらなければならず、裸足になってみたものの、陽に照らされた灼熱の砂利がゴロゴロでもう涙目。この痛みに耐えながら歩くのも苦行の一種なのかもしれないと思ったけれど、靴下はOKとのことなので途中から履いてまわることにした。私に苦行は無理なようです。

 

スリー・マハー菩提樹

インドで仏陀が悟りを開いた菩提樹の枝をこちらへ植えたもの。樹齢2000年を誇る木の枝葉は生き生きしている。

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ルワンウェリ・サーヤ大塔

巨大な白いまんじゅうのよう。

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献花
献花

お祈りを捧げる人々。

お祈りをする人々

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トゥーパーラーマ・ダーガバ

仏陀の右鎖骨を祀っている。

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アバヤギリ大塔

かつての大乗仏教の総本山。黒いまんじゅうのよう。

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ジェータワナ・ラーマヤ

さらに巨大な黒まんじゅう。

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と、ここまで見ればおわかりのとおり、まんじゅう型ならぬ半球型の大塔が多い。カンボジアやタイではトウモロコシ型の仏塔が多かったのでこのかたちは新鮮。インドから伝わった上座部仏教はスリランカを通してカンボジアやタイに伝わったというから、どこでどう仏塔の形が変化していたったのか気になる。

クイーンズ・パビリオンという王妃の建物跡に、スリランカで最も美しいとされるムーンストーンがあった。このムーンストーン、寺院の入り口にある半月型の敷石で、この石より先は聖域とされる。1番外側の炎の輪は人間の世界。その内側は象が誕生、馬が老齢、ライオンが病、牛が氏を象徴して、これらすべてで輪廻を意味しているそう。

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犬もダレる暑さでアヌラーダプラは終わり。

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ミンネリア国立公園

このあとポロンナルワへ向かう途中、ドライバーさんのお勧めでミンネリア国立公園でサファリをすることになった。

比較的涼しい時間帯になっていたから、屋根のないジープの後ろで立って風を受けるのが気持ちいい。孔雀や象、ジャッカル、猿などを見ることができた。

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なかでもやっぱり象は存在感がある。

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と思ったら、サファリを出たあとの普通の道路で、野生の象に遭遇。

笑っているように見えた。

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