5/2 ポロンナルワ観光・泊
この日は1日ポロンナルワ観光。観光スポットが離れているから仕方ないけれど、車に乗ってばかりで物足りなくなってきたので、午前中ドライバーさんに遠めの遺跡へ連れて行ってもらい、そのあと近場は自分たちで自転車を使って廻ることにした。
ポロンナルワは10~12世紀にシンハラ王朝の首都があった場所。仏教都市として栄えた名残が遺跡群として残っている。
ランカティラカ
頭の崩れた仏像がラピュタの世界のよう。
蓮の池
かつては僧侶の浴場だったそう。名称の通り、蓮のかたちをしていてかわいい。
ガル・ヴィハーラ
巨大な一枚岩に彫られた仏像たち。
素敵な御足
ティワンカ・ピリマゲ寺院
ここには壁画があって、写真は撮れなかったけれど綺麗だった。
ここでいったんホテルに戻り、ひと休み。すでに地獄のような暑さ。少し休んでからホテルで自転車を借りて町にでかけた。
待ちに待った町ブラ!と息巻いたのだけれど町が、いや村が、小さい。一応観光地のはずなのに、お店がすくない。道には牛も……。インドと同じ風景。
お昼ご飯を食べられる場所を求めて彷徨い、地元のひとに食堂を教えてもらった。
スリランカに来てからブッフェは食べ飽きていたのだけれど、ここでもやはりブッフェ。メニューを見たらアラカルトよりも安かった。スリランカではブッフェスタイルは一般的なもののよう。1食250ルピー。安くて美味しかった。
お腹もいっぱいになったので観光再開。
宮殿跡
かつて7階建ての建物だったらしい。
クワドラングル
ポロンナルワの仏教の中心地
ここのムーンストーンは、アヌーラダプラにあったものと違って牛がいない。ポロンナルワの時代にはすでにヒンドゥー教が伝わっていたので、牛は除外されているそう。
途中、あまりの暑さに売店で売っていた冷やしココナッツを買ったら、美味しくて2回もいただいた。飲み過ぎるのもよくないと我慢したけど、気持ち的には5個くらい一気飲みしたかった。
猿もココナッツは好き。
遺跡群のすぐ近く、古代に整備された大きな灌漑用貯水池、パラークラマ・サムドラがある。この乾燥した暑い土地で農耕をするために、水の確保は重要なことだったはず。
貯水池から水を引いた川で沐浴をする人々。
夕暮れどき、貯水池は刻々と色を変えていった。
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